プロジェクトが終わって。

今年の3月頃から自分が企画したプロジェクトをはじめ、先日ようやくそれが終わった。
普段、小さな仕事ではまとめ役に回ることがあったが、こうして
外部から仕事が評価されるほど大きなものごとのリーダー役を務めたことがなかったから、四苦八苦だった。


初期のころはリーダー論やらプロジェクトマネンジメントなどの本を読み漁ったが、
それは回りもビジネス、仕事として作業に参加していること前提。
学生同士のノリで集まっても、そういった型にはまったやり方はなかなか器用に通用しなかったわけ。
結局は、事細かに周りの状況を見て、やり方を変えていくしかないってことに気づいた。


自分の人間性がもともと、仲のよい、気の合う人だけと付き合っていけばいいという方だったんだけど、
リーダーという立場になってからはそんな悠長なことも言ってられないわけで。
ない話題振り絞って、話振るけど、向こうも人付き合い苦手な人でコミュニケーションが結局成立しなかったり。
だけどやっぱり企業が○○のひとつ覚えみたいに「コミュニケーションができる人間」をほしい人材に上げる理由はわかるような気がした。
とにかく、自分の話したことをストレートに汲み取ってくれる人間がいると本当に仕事が楽に進む。
逆に、向こうが言ってることも、言ったことも理解できないような人だとそれだけでもう仕事のやる気ゼロになってしまう。


そりゃあ、幼児に話すように1〜10まで全部を順序立てて話せば20歳を超えた人間ならだれでも理解できるだろうけど、
プロジェクトをやっている上で、たまにシニカルな言い方をしたり、前提をすっ飛ばして話す状況ってのはたくさんある。
そこで自分の考えてることを自分のしゃべった言葉のまま、意味をきちんを飲み込んでくれる人がいるっていうのは
非常に助かる。