アイデアは既存の要素の組み合わせにほかならない

この言葉は「アイデアの作り方」という有名な本の著者である、ジェームズ.w.ヤングという人が
本の中で述べていたものです。
僕も学生という立場は、学業上、日頃からアイデア出しが求められる状況にいます。
僕は昔から意見を求められると、机の上で腕を組み、頭を抱え、考え込んで「アイデア、アイデア」と
ひたすら「新しいアイデアが天から降ってくること」を望んでいるタイプの人間でした。
当然、そんなに都合良くアイデアが出てくるわけはありません。
そんな自分を横目に「こんなのはどうだろう」とパッとすばらしいアイデアを口に出す人がいました。
こういった人たちはどうして簡単にアイデアが生まれてくるのだろう。
きっとそもそもの頭のできが違うのだろう、と半分諦めているときこの本の言葉に出会いました。

「アイデアは既存の要素の組み合わせに他ならない」
つまり、アイデアとは天から降ってくるような偶然的なものではなく、
自分の頭の中に持っている要素を組み合わせることなのです。

ということは、アイデアを出すために必要なのは、
「天才的な才能やひらめき」ではなく、「自分の中にどれだけ要素を持っているか、それをどうやって組み合わせるか」
ということなのだと言えるでしょう。
そして、その要素を集めていく、組み合わせて行く技術や方法を知ることこそが
イデアを生み出すための一番重要なファクターである、とも言えます。
自分の周りのアイデアマンは、自分に比べて天才なのではなく、それら要素収集、組み合わせの技術を
より多く知っているだけなのです。


次回、その技術や方法を紹介していきたいと思います。